世界の金融の歴史辞典主に現代史(1945年以降)に絞った、各国の金融・経済の歴史年表サイト
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世界の金融の歴史辞典

当サイトは、世界の「金融」に関する歴史を、年表形式でアーカイブしています。主に現代史(1945年以降)が中心ですが、後の事象に関連する事柄については、それ以前の歴史についても触れています。

ここではまず、全世界的な現代の金融史年表を紹介します。より細かな事柄については、個別の国々のページを設けていますので、そちらに記載していますので、ここでは大まかな流れを掴んで下さい。

年月 対象国 事柄
1944年 世界 ブレトンウッズ体制の設立
連合国44カ国が集まり、IMFの設立や金1オンス=35ドルの交換を約束する「金&ドル本位制」などが決められる。
1945年8月 世界 第二次世界大戦が終結
同時に米国とソ連を中心とした東西冷戦時代が始まる。
1946年3月 世界 IMF(国際通貨基金)が設立
米国で通貨・為替相場の安定化を目的として設立される。
1946年6月 世界 世界銀行が設立
世界の金融秩序の安定化を目的として設立される。
1951年9月 日本 サンフランシスコ講和条約が調印
日本が独立国家としての主権を回復する。
1952年 日本 日本がIMFに加盟(理事国にもなる)
1957年3月 米国 アメリカの平均株価=S&P500指数が誕生
1971年8月 米国 ニクソンショック
アメリカが金=ドルの交換を撤廃。金1オンス=35ドル⇒38ドルへ変更。
1971年12月 世界 スミソニアン協定
米ドルへの固定レートが変更。ドル円は360円⇒308円へ切り上げ
1973年3月 世界 為替の変動相場制が開始
スミソニアン協定が廃止され、主要先進国の通貨が変動相場制へと移行
1973〜4年 世界 第一次オイルショック
原油価格の高騰をきっかけに、世界中で物価が急上昇して問題となる。米国や日本では、戦後初めて実質GDPがマイナスに転じる。
1976年1月 世界 キングストン合意
金とドルとのレート固定を完全撤廃
1985年9月 世界 プラザ合意
G5がドル高対策として、ドル売りの協調為替介入を実施
1987年10月 米国 ブラックマンデーが発生
NYダウ平均株価が一日で-22%という原因不明の大暴落を記録。これは史上最大の下落率であり、世界中に株安が波及する。
1989年12月 日本 大納会で日経平均株価が史上最高値を記録(38915円)
1990年 NZ ニュージーランドがインフレターゲット制を採用
世界で初めて物価上昇率の目標制度を導入した国となる。
1990年12月 中国 深セン及び上海証券取引所が設立
中国の資本主義化への転換と、東側諸国(社会主義)崩壊の象徴的な出来事。
1991年12月 欧州 ソビエト連邦が崩壊
東西冷戦が終結し、世界は資本主義経済の一極体制に進み始める。
1992年9月 欧州 英国がユーロ参加断念
ジョージ・ソロスが英ポンド売りでイングランド銀行を負かす。
1994年1月 中国 人民元が大幅切り下げ
公定レートを実勢レートと統合し、中国人民銀行が一元管理する体制に。そして1ドル=5.72元から8.72元へ切り下げられた。
1997年 世界 アジア通貨危機
ヘッジファンドの投機売りをきっかけに、アジア各国で通貨危機が勃発。タイ、インドネシア、韓国などがIMFの管理下に入るなど混乱が生じる。
1997年11月 日本 山一證券が経営破綻
1998年8月 ロシア ロシアがデフォルト
政府の財政逼迫やルーブル安などが原因で、8/17にロシア政府が一時的な債務不履行を宣言。世界的な金融不安へと拡大した。
1998年10月 日本 日本長期信用銀行が破綻、国有化される
山一證券と共に、日本のバブル崩壊の象徴とされる。
1999年1月 欧州 欧州共通通貨=ユーロが誕生
各国での正式な紙幣・貨幣の導入は2002年1月1日より開始。基軸通貨=米ドル一極集中を崩す存在として期待されていた。
2000年 世界 OECDがタックスヘイブンのブラックリストを初公表
悪質税制が生む税収減問題を、各国が意識し始める。
2000年 米国 ITバブルの崩壊
ナスダックのIT企業を中心とする驚異的な株価バブルが破裂する。
ITバブルの原因と崩壊の理由
2001年12月 その他 アルゼンチンがデフォルト
2001年12月 米国 エンロンが破綻
ITバブルの象徴的な一社が、不正会計が発覚して経営破綻。
2002年7月 米国 ワールドコムが破綻
負債総額410億ドルは、エンロンを超える史上最大の倒産となる。
2005年7月 中国 人民元の切り上げ
1ドル=8.72人民元の固定相場から、徐々に切り上げると発表。
2006年1月 日本 ライブドアショック
ホリエモン逮捕へ。2005年後半からの日本株バブルが弾ける。
2007年 米国 米不動産バブル崩壊
低所得者向けの「サブプライムローン」の多くが貸し倒れとなる。
2008年7月 世界 原油バブルがピークを迎える
11日、WTI原油価格が史上最高値の1バレル=147ドルを記録。
2008年9月 米国 リーマンショック勃発
この後のAIG国有化(下記)などから起きた「100年に一度」クラスの世界的金融危機の総称として、日本ではリーマンショックと呼ばれる。リーマンブラザーズの負債総額6130億ドルは、02年のワールドコムを超える史上最大の破綻。
リーマンショックの原因
2008年9月 米国 AIG国有化
大量のCDS(倒産保険)を扱っており、破綻すればリーマンとは比べものにならない位の大混乱が起きるところだった。
2008年9月 米国 米下院で金融安定化法案の否決
誰もが予期しなかった事で。株式市場が大暴落!
2009年3月 日本 10日、日経平均がバブル後最安値を更新(7054円)
2010年5月 米国 P&G株を誤発注事件
NYダウが日中最大の下げ額となる−998ドルを記録する。
2010年 欧州 欧州債務危機が勃発
ギリシャの債務隠し発覚を発端に、スペインやポルトガルやイタリアなどユーロ圏諸国の財務危機へと発展。ユーロの為替レートが暴落する。
2012年12月 スイス スイスの長期金利が世界史上最低を記録
10日、0.36%を記録する。
2013年 中国 シャドーバンキング問題が表面化
不動産バブルを助長していた影の融資システムが破綻の危機に。
シャドーバンキング解体新書
2013年3月 その他 キプロスで預金封鎖が勃発
ユーロ諸国からの財政支援の見返りに、富裕層の預金カットなどが行われた。
2013年4月 日本 長期金利が世界史上最低の0.315%を記録
6日、黒田日銀総裁の大規模な金融緩和発表を受けて、国債が買われると共に、東証一部の売買高も史上最大を記録した。
2014年1月 その他 新興国で通貨危機
シャドーバンキングの破綻懸念が高まった中国や、政権崩壊のタイ、経済不安のアルゼンチンやトルコなど、新興国の通貨が暴落。
2014年10月 米国 FRBが量的緩和政策を終了
景気回復に伴い、リーマンショック以降続いた大規模金融緩和が終わる
2014年11月 ロシア ロシアルーブルが変動相場制へ移行
経済の低迷によるルーブル安を支えきれなくなり、通貨バスケット制を放棄。
2015年1月 スイス スイスが対ユーロの無制限為替介入の破棄を発表
突然の発表で、フランの為替レートは各国の通貨に対し、数分の間に50%前後も急騰!為替市場が大パニックに陥る
2015年1月 スイス スイスの長期金利がマイナスになる
人類史上初めて長期金利(10年債の利回り)がマイナスを記録(-0.34%)
2015年1月 欧州 ECBが量的緩和政策を開始
月額600億ユーロ、国債等の買い入れを行っていくと宣言。
2015年6月 その他 ジンバブエドルが廃止
人類史上最大のハイパーインフレ通貨を捨て、米ドルを通貨に採用。
2015年8月 中国 中国が人民元の切り下げを開始
景気低迷や上海株式市場の大暴落を受けて、為替の元安誘導へと政策転換。
2015年12月 米国 FRBが政策金利を0.25%⇒0.5%へ利上げ
リーマンショック以降、始めて米国が利上げ局面に入る
2016年1月 日本 日銀がマイナス金利導入を決定
景気悪化で2%のインフレ目標が厳しいこと等を受けて
2016年2月 日本 長期金利がマイナスになる
スイスなどに続き、日本も国債利回りがマイナスに
2016年7月 イギリス EU離脱の国民投票が可決
市場予想に反した結果を受けて、英ポンドは大暴落

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